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SELinuxシステム管理 ―セキュアOSの基礎と運用

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内容紹介 米国国家安全保障局が開発したSELinuxが注目されています。SELinuxを導入すれば、高価な軍事レベルのOSを動かしている高信頼セキュリティシステムにしかなかったような高度なセキュリティ技術をLinuxシステムで利用できるようになります。つまり、攻撃や侵入の危険性を大幅に低減できるわけです。ただし、これは適切に管理されたSELinuxを使っていればの話です。SELinuxを適切に管理するためには、SELinuxが持つ複雑な機能、独自の考え方、ポリシー設定を理解する必要があります。本書では、SELinuxの概念・導入・設定方法をわかりやすく解説します。これから SELinuxをはじめる技術者にとって必須の入門書となるでしょう。 内容(「BOOK」データベースより) 米国国家安全保障局が開発したSELinuxが注目されています。SELinuxを導入すれば、高価な軍事レベルのOSを動かしている高信頼セキュリティシステムにしかなかったような高度なセキュリティ技術をLinuxシステムで利用できるようになります。つまり、攻撃や侵入の危険性を大幅に低減できるわけです。ただし、これは適切に管理されたSELinuxを使っていればの話です。SELinuxを適切に管理するためには、SELinuxが持つ複雑な機能、独自の考え方、ポリシー設定を理解する必要があります。本書では、SELinuxの概念・導入・設定方法をわかりやすく解説します。これからSELinuxをはじめる技術者にとって必須の入門書となるでしょう。 抜粋 -「監訳者まえがき」より抜粋-インターネットがドッグイヤーと言われて久しくなりました。しかし、サーバ管理者にとって、ここ数年は、むしろドッグデイかドッグセカンドではないかと思うくらいに時間感覚が早くなった気がします。日々、公開される脆弱性とパッチ、それを追うようにすぐさまでてくる脆弱性を突くサンプルコードやワーム・ウィルスに毎日追われつづけ、さらに追い打ちをかけるように出現するゼロデイ攻撃の数々。サーバ管理者はおちおち寝ることすらできず、サーバダウンで呼び出された夢から目覚めて飛び起きたこともあるに違いありません。このような状況を一番敏感に肌で感じているのは、実は商業サーバを運用するサーバ管理者でしょう。脆弱性やパッチがでても、おいそれとシステムに適用できないからです。適用した結果、データベースが止まってしまったり、カスタムアプリケーションが止まってしまってはビジネスが止まってしまいます。だからといって、運用システムとまったく同じシステムを複製してパッチ適用のテストをきちんとするにはそれなりに工数と時間がかかってしまいます。そして、もたもたしているうちにその脆弱性を突くワームなりウィルスなりが一瞬で世界を席巻してしまい、本番システムもやられてしまうことになるのです。実際、現代のサーバ管理者はこのような被害が発生したときに、所属企業が企業責任を問われないように、こういったインシデントに対する対応をマニュアル化し、この手順を粛々と実行することがトレンドになってきています。損害賠償などの訴訟の際に、動作確認という「必要悪」の時間の正当性を主張し、「企業として努力義務を決して怠った」訳ではないことを証明しなければならなくなってしまっているからです。このような状況をさらに悪化させるのがゼロデ〓イの脆弱性や攻撃です。脆弱性が公知になる前に攻撃方法や攻撃プログラムが公開されてしまうのです。もはや、パッチがでたら当てればよいという「単純なサイクル」も機能しない場合がでてきてしまいました。セキュアOSを使うと、このような未知のゼロデイからシステムを防御することが可能になります。これは、商業システムにおいて、「動作検証」をするための貴重な時間を与えてくれたり、未知の攻撃を受けた場合の被害を最小限にとどめてくれる非常にありがたいものです。もともとセキュアOSは、20年以上前から開発され主に軍事機関で使用されているTrustedOSの後継OSです。TrustedOSは非常に扱いが難しく、かつ、大変に高価なものでした。しかも、TrustedOSはもともと民間で使うことを前提としなかったため、互換性や使い勝手があまりにも悪く民間市場には普及しませんでした。そこで登場したのがセキュアOSです。セキュアOSは、TrustedOSの高いセキュリティ機能を持ちながら、民間にも導入しやすいようにアレンジされています。そして、そういった流れの中でSELinuxが彗星の如く現れたのです。SELinuxは、Linuxをセキュリティ拡張し、従来高価なTrustedOSでしか提供されなかった多くのセキュリティ機能をLinuxに導入します。Linuxカーネル2.6では、とうとうオリジナルのカーネルソースツリーにも統合されました。そして、2004年後半から2005年にかけて多くの商用Linuxディストリビューションが「標準でサポート」するようになりました。もはや、SELinuxの恩恵を受けるのに製品保証が得られなくなるというトレードオフを考慮する必要がなくなったのです。環境が整備されたいまこそ、このSELinuxの恩恵を享受しない手はありません。ところが、3つの理由からシステム管理者がSELinuxの導入を躊躇することが考えられます。1つは日本語情報の不足、1つがセキュアOS特有の用語や定義、しくみの難しさ、そして、SELinux自身が日々改訂され続け、変化し続けているという事実です。本書は、これら3つのシステム管理者の不安を解消してくれるはずです。SELinuxのセキュアOS特有のしくみの解説や、基本的な考え方、カスタマイズの仕方などが解説されており、さらに日本語版の刊行の時期の関係で、原書に対して2005年2月末時点での最新の情報に更新しているからです。 本書は、SELinuxの解説書であり、セキュアOSの入門書としても役立つように作られています。読者は本書によって、セキュアOSの考え方に始まってSELinuxの操作やカスタマイズの仕方までさまざまな基礎的な情報を得ることができるでしょう。そして、この基礎は応用の利くものでもあります。SELinuxやセキュアOSに慣れていないLinuxサーバの管理者には入門書として最適ですし、ある程度の経験を積んだサーバ管理者にはリファレンスとして用意された各種の表や構文図が役立つに違いありません。およそSELinuxの開発側に立っている人間でない限り、何らかの意味のある情報を見つけることができると思います。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) マッカーティ,ビル カリフォルニア州アズサ市のアズサパシフィック大学(APU)で、情報テクノロジーの教授を勤めている。15冊以上の技術書を著しており、たくさんの論文の執筆や講演を行っている。"IEEE Security and Privacy"誌で、Honeynet研究プロジェクトに関する記事の編集にあたっている。また、アズサパシフィック大学のHoneynet研究プロジェクト(HoneynetプロジェクトのHoneynet研究同盟と提携している)の主任を務めている。Honeynet研究プロジェクトの活動の一環として、米国の組織(CIA,DISA,FBI,NASA,NSAなど)や、米国以外の組織(英国のCESGやGCHQなど)のメンバーに助言を行ってきた。また、FBIとともにコンピュータ犯罪の防止と摘発のために活動してきた 田口/裕也 日本高信頼システム株式会社。CTCテクノロジー株式会社にてサン・マイクロシステムズ社認定SolarisインストラクターとしてUNIXの教育事業を担当、Linux教育コース立ち上げにもかかわる。2003年より日本高信頼システム株式会社で教育事業マネージャとして、SELinuxやPitBull、TrustedSolarisなどのセキャアOS、TrustedOSのエンジニア教育を中心に講義、コース開発を担当。またアスキー発行の『Linux Magazine』2004年7月号~12月号で「ゼロから始めるセキュアOS SELinuxへの招待」を連載、NPOへの参加、講演などを通して、SELinuxの啓蒙に努めている。NPO日本オープンソース推進機構(JOSAO) SELinuxに関する専門委員会メンバー、Linuxコンソーシアムセキュリティ部会メンバー 根津/研介 産能大学(旧産業能率大学)卒。NTTデータ先端技術株式会社ソリューション部。日立ソフトウェアエンジニアリングで日立製ベクトル型スーパーコンピュータのOS開発、国際フレームリレー網によるエクストラネットワーク構築、科学技術系ISVソフトウェアの移植技術支援、日立製ワークステーションからHPC機までのUNIX Operating System上へのフリーソフトウェアの移植、配布にかかわる。その後、地元ユーザ企業に移りネットワーク管理を行いながら各種コミュニティ活動の中で、セキュリティの研究と普及・啓蒙を行う。2004年より現職。日本Sambaユーザ会、NPO日本ネットワークセキュリティ協会(JNSA)セキュリティ・スタジアム企画運営WG 林/秀幸 筑波大学卒。日本ヒューレット・パッカード株式会社(旧横河・ヒューレット・パッカード株式会社)で、UNIX全般にわたる顧客サポート、ソフトウェア開発、UNIXとX Window Systemの国際化と日本語/アジア環境の開発に携わってきた。現在、テクニカルトランスレーター/テクニカルライターとして活動している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

SELinuxシステム管理 ―セキュアOSの基礎と運用 の詳細

この本を見つけたり読んだりすることにした場合は、SELinuxシステム管理 ―セキュアOSの基礎と運用の詳細を以下に示しますので、参考にしてください。

書名 : SELinuxシステム管理 ―セキュアOSの基礎と運用

作者 : 根津 研介

ISBN-10 : 4873112257

発売日 : 2005/3/29

カテゴリー : 本

ファイル名 : selinuxシステム管理-セキュアosの基礎と運用.pdf

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